蜂の生態と凶暴性から考える対策

 初夏を迎えられ、昆虫の季節がやって参りました。昆虫といえば、子供の頃に虫取りをした『蝶』や『バッタ』『カマキリ』といったところが思い浮かぶでしょうか?しかし、子供の頃に大人から「近づかないように!」と教えられた昆虫もいますよね。今回は春と同時に現れる昆虫の中でも危険性が高く、子供も大人も「怖い」と感じてしまう『蜂』という生き物について生態から危険度、種類、対策まで様々な観点からお話ししていこうと思います。
 まずは蜂の特徴と生態から説明していきます。蜂は基本的に黄色と黒色の模様が特徴で、毒針を有していることは皆様もご存知だと思います。より詳しく説明すると成長の過程では『卵』から始まり『幼虫』『蛹』『成虫』という完全変態を行い成長していきます。危険性の高い種類の蜂たちは大あごが発達しています。しかし、危険性の低い蜂であるハナバチ類は大あごが小さく、花の蜜を吸うための器官が発達している種類もいます。蜂は毒針を持っているのが当然と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、メスの成虫、つまり『女王蜂』と呼ばれる蜂には毒針はなく変わりに産卵管を持っているのが特徴となります。また、大きな特徴では蜂は社会性をもつ昆虫であることです。これは『アリ』と同じ生態になります。まだまだお伝えしたい生態的な特徴はありますが、基本的な情報のみとしておきます。
 続いて蜂に対する一般的なイメージについてまとめてみましょう。上記でも少し、記載していますが「蜂は毒針を持っていて怖い」というイメージがあると思います。しかし、蜂は単独で飛んでいる蜂を見つけたからといって、それほど怖がる必要はありません。蜂が人などの生き物を襲うのには理由があります。その理由を作らないように行動していれば基本的には心配ありません。では蜂が襲う理由とはどういうものがあるのでしょうか?最も可能性があるのは『巣を守ろうとするため』です。蜂が人などの生き物を襲う時は、巣が危険にさらされていると感じた時のみと言われています。ですので、巣から離れた場所を単独で飛んでいる蜂はさほど危険ではありません。ただし、過去に蜂に刺された人は必ずしも蜂の巣を襲うとしていたかというとそうとは限りません。「何もしていないのに刺された」という人のほうが多いと思います。しかし、木の枝を揺らしてしまってその先に蜂の巣があったなどというパターンもあるかもしれません。要は直接的か間接的な違いのみで蜂自身が『攻撃を受けている』と判断した場合それは『攻撃』となります。蜂もできることなら攻撃したくないと思っています。その証拠として蜂は敵に攻撃する前に警告します。獰猛なスズメバチも、攻撃する前に大あごをかみ合わせて「カチカチ」という音を立てて、威嚇してきます。実際に攻撃する前に警告してくるのはスズメバチの優しさと言ってもいいでしょう。またミツバチは敵を攻撃してしまうと息絶えてしまいます。ミツバチにとって攻撃は最後の防衛手段と言えるでしょう。このようなことから、蜂に危害を加えなければ、蜂も危害を加えてきません。必要以上に怖がらず、正しい知識を持って蜂と向き合っていきましょう。
 続いて日本で確認されている人を刺す3種類の蜂について説明していきます。私たちが被害に遭う蜂は3種類です。まずは危険度の高い『スズメバチ』です。スズメバチは体が黒色とオレンジ系が多く体長は40㎜ほどで、巣の形は丸く、大きいのが特徴です。巣の大きさは最大で80㎝が確認されています。スズメバチの性格は凶暴で、毒も強く、集団で人を襲います。その中でも、土の中の巣はオオスズメバチであるため要注意です。他の蜂を襲うことがあるほど攻撃的で毒が強いです。巣の近くを通っただけで襲われるケースも多く、毎年20人ほどがスズメバチに襲われて死亡しています。アナフィラキシーショック(呼吸困難や意識障害、全身の腫れなどを引き起こす症状)が危険で山にいる毒蛇や熊よりも、スズメバチによる死者のほうが多いです。スズメバチの毒液は『毒カクテル』とも呼ばれ、特に神経毒は強力な作用があります。刺されるたびに毒が効きやすくなるため、一度目より二度目のほうが危険となります。スズメバチに刺された場合は早急に病院で治療を受けるのが安全です。またスズメバチの毒攻撃は刺すだけではなく、毒を霧のように撒き散らす攻撃もあります。目に入れば失明することもあり、呼吸器官に入れば危険です。しかも毒霧は仲間を呼ぶ合図にもなります。スズメバチは一度刺すと息絶えるミツバチと違い、毒液が続く限り何度でも刺すことができると言われています。スズメバチが集団で襲ってくると、命の危険に繋がるほど、恐ろしい蜂です。スズメバチにも様々な種類があります。いくつかの種類を説明しています。まず『オオスズメバチ』です。体長は27㎜~40㎜ほどです。女王蜂は45㎜前後にもなります。蜂の中では珍しく土の中に巣を作ります。大あごで噛む力が強く、刺された時の痛みや腫れは蜂の中でも最も激しいです。攻撃性も非常に高く、餌を巡って他の蜂を襲うこともあります。攻撃時は顎をカチカチ鳴らして針を何度も突き刺します。7月から11月に活発に活動し刺される被害報告も多いです。オオスズメバチの次に危険な蜂が『キイロスズメバチ』です。体長は17㎜~24㎜ほどで、女王蜂は26㎜前後です。胴体に黄色の直毛が密集しているのが特徴です。巣を作る場所は様々なところに作ります。特に屋根裏や床下などの閉鎖的な空間に作る時が多いです。巣の形状は大きなボール状になります・性格は気性が荒く、刺された場合は死に至る場合もあります。都会で増えており、刺傷被害が最も多い蜂と言われています。他にも『モンスズメバチ』『ヒメスズメバチ』『コダカスズメバチ』『クロスズメバチ』など様々な種類があり、種類により性格や行動が異なるので注意が必要です。スズメバチの巣についてです。巣の大きさは最大80㎝ほどにもなります。スズメバチの巣の出入りたいてい一つになります。外側は、木片や樹脂を齧ったものと、唾液を混ぜて何層にも重ねて作ります。形はボールのような球体、フラスコ状等の数種類の形があります。色は茶系で、マーブル模様が特徴です。はじめは女王蜂だけで巣を作り始めます。完成した巣からは見張り役の蜂が常に外を警戒して監視しています。山登りなどの途中に巣をうっかりと刺激してしまう被害例も少なくありません。
続いてスズメバチとよく間違われることの多い『アシナガバチ』という蜂について説明します。『アシナガバチ』はスズメバチに比べて細身で足が長いのが外見での特徴です。性格は穏やかな性格で、攻撃性は低く自ら攻撃してくることは少ないですが、巣を守るためには攻撃や防御することはしてきます。アシナガバチの毒はスズメバチと同様にアナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。一部のアシナガバチに刺された痛みは、スズメバチを凌ぐとも言われています。アシナガバチにも様々な種類があります。まずは『キアシナガバチ』です。体長は21㎜~26㎜ほどで日本のアシナガバチでは最大級となります。全体的に黄色部分が多い胴体をしている。攻撃性も高く、巣に近寄ると、腹を曲げ、体を細かく振動させて威嚇してきます。刺された時の痛みは、アシナガバチの中では最も激しいと言われています。次に『セグロアシナガバチ』です。体長は21㎜~26㎜程でキアシナガバチと共に、最大級のアシナガバチとなっています。背の部分が黒いのが特徴で、人家周辺によく巣を作ります。攻撃性が高く、巣に近づくと、働き蜂が威嚇・攻撃してきます。毒性も強く、アナフィラキシーショックの死亡例もあります。続いて『フタモンアシナガバチ』です。体長は14㎜~18㎜程で黒い胴体で、腹部に黄色い紋が2つあるのが特徴です。よく見られるアシナガバチで、寒さに強い為、北海道にも生息しています。急に巣に接近する、巣を振動すると、攻撃してきますので注意が必要です。続いて『コアシナガバチ』です。体長は11㎜~17㎜程で小型のアシナガバチです。攻撃性は、キアシナガバチ程ではないですが高く。人家にも巣を作る事が多いです。他にも『キボシアシナガバチ』『ヤマトアシナガバチ』なども生息しています。アシナガバチの巣はスズメバチの巣より頑丈でお椀を逆さまにしたようで蓮のような形をしています。色は灰色、グレー系になっています。外から六角形の巣穴(ハニカム構造)が見えてむき出しになっています。樹皮と靱皮繊維を素材にして、唾液などのたんぱく質を混ぜ合わせて作られています。スズメバチ以上の強度を持っており、つつくほどでは壊れません。また、目立たないところに巣を作るので、発見するとすでに最大級の大きさの巣が完成しているというケースが多いです。さらに、巣を一度駆除しても、また同じところに再び巣を作られるケースも多々あります。
蜂は人に害を与えるだけではない種もいます。蜜の採取や花粉の媒介の為に飼われている事が多い『ミツバチ』です。ある意味最も親しみのある蜂と言えます。『ミツバチ』は大集団で生活しており1つの巣の中に数千~数万匹生息しています。攻撃性は低く、体長は20㎜未満と小さいです。ミツバチは、刺激しない限り、攻撃性はとても低い蜂です。野菜や果実などの受粉や、はちみつの採油の為に、人間に養蜂されています。その為、他の蜂よりも長生きします。とはいえ、刺激を受けると攻撃してくるミツバチもいます。ミツバチの針は、刺さると蜂本体から抜けて、人体の皮膚から抜けなくなります。針はミツバチの体内とつながっており、刺すとミツバチは死んでしまいます。毒性はとても強く、毒針・毒液は強い匂いを発し、他の蜂を誘うので危険です。ですので、集団のミツバチに襲われるという被害があるそうです。刺された場合は、毒針を指やピンセットで抜き、水や葉などで刺された部分を洗浄し、擦ることで匂いを和らげましょう。稀に、養蜂場のスタッフが刺されてショック症状になる事例も発生しています。日本では東南アジアに分布しているトウヨウミツバチの一種であるニホンミツバチとセイヨウミツバチの2種が生息しています。『ニホンミツバチ』は体長12㎜程で、巣は数年間使用されます。草花の蜜や花粉を集める習性があります。性質は穏やかですが、女王蜂が死亡するや、農薬が撒かれるなどの被害が発生すると興奮状態になり、毒針を刺しやすくなります。寒い時期は攻撃性が高まり、巣に近づくと攻撃されることもあります。『セイヨウミツバチ』は体長13㎜程で、一般的なミツバチは、セイヨウミツバチを指すことが多いです。攻撃性はニホンミツバチに比べやや高く。巣箱の移動や、農薬散布時に刺されることが最も多いです。ミツバチの巣は、平らな板が垂れ下がった形をしています。板が何枚か重なって、大きくなっていきます。ミツバチの他の蜂と違う特徴があります。それは女王蜂以外も越冬出来る事です。その為、他の蜂たちより早い2月頃から活動することができます。攻撃性の低いミツバチですが、寒い時期は異常に攻撃性が強くなります。
 時々皆さまから聞かれる質問の中に「黒い蜂を見たけど、どんな蜂?」と言うものがあります。1種目は『クマバチ』と言います。体長は20㎜程で、ミツバチの一種になります。ずんぐりとした体で、モコモコとした毛並みがあり存在感がある為「怖い」と思われる方が多いようです。羽音も「ブーン」と大きいので、さらに怖く感じやすくなるかもしれません。しかし、とてもおとなしい蜂でこちらから何かしない限り、人を襲うことはありません。また毒も弱いです。ただし、針は太い為、刺されると強烈な痛みは発生します。2種目に『ドロバチ』です。体長は17㎜程で、名前の通り、泥や土を使ってつぼ型の巣を作ります。攻撃性は低く、毒もスズメバチやアシナガバチよりも弱いです。オオスズメバチも土を使って巣を作りますが、ドロバチは小規模の巣を1,2匹で作ります。また、場所はベランダや床下、屋根裏などに巣を作ります。
 様々な蜂の生態をお伝えしたところで、蜂の対処法についてお話ししていきます。まず「車の中に蜂が入ってきた!」というケースです。車の運転中に、蜂が車内に入ってくることがあります。その時に焦って。手で払うことや蜂を刺激することは厳禁です。ハンドル操作を誤って、事故を起こしてしまいます。手で払うと蜂が「敵だ!」と思われて攻撃されます。こちらから何もしなければ、刺されることはありません。落ち着いて車のスピードを落とし、どこかに停車しましょう。そのあと、ドアか窓を開けて、自然と出ていくのを待ちましょう。次に「家の中に蜂が入ってきた!」というケースです。蜂は明るい方向に向かう習性があります。家の中に侵入された時も、窓や玄関開けて、蜂の出入り口を開放して、自然と出ていくのを待ちましょう。そして室内の電気を消し、暗くしましょう。叩くや払う等の行動をとると、蜂に襲われます。また、蜂は一度天井の方へ上がると下の方が見えなくなります。そうなると明るい方向もわからなくなり、家の外へと出ていかなくなります。そのような場合はハチ駆除専用のスプレーを吹きかける対策があります。しかし、スズメバチなど攻撃性の高い蜂の場合はとても危険になりますので、専門の業者に依頼するようにしましょう。次に「知らずに蜂の巣に近づいてしまった!」というケースです。蜂の巣にはできる限り近づかないのが大原則です。でも、知らないうちに巣に近づいてしまうことや、気づいたら巣ができてしまっていた。等があります。その時に、手で払うことや、大声を出すのは厳禁です。また蜂は動くものや黒いものに反応します。静かにその場から立ち去るようにしましょう。背を向けず、後ずさりして距離を取ってから逃げるようにしましょう。逃げる際は蜂の視界に入らないように姿勢を低くして逃げます。直角に曲がり視界から外れるようにするのも効果的です。
 蜂から身を守るための方法としては色や匂いに注意しましょう。蜂は基本的に、濃い色に対して興奮します。逆に薄い色になるほど反応が鈍く、蜂を扱う業者が白い作業着をしているのはそのためです。ですので、黒の服、髪の毛、黒い帽子、靴、カメラなどは注意が必要です。蜂が近くにいる場合は黒色以外の帽子で髪の毛を隠すようにしましょう。スズメバチは黒以外にも、赤や青などの濃い色にも反応してよってきますので、手で追い払うような仕草は蜂を刺激するので厳禁です。特にオオスズメバチは巣の近くで動く黒いものにとても敏感です。対象物から5mほど離れても、体当たりして刺すことがあります。また、色以外にも、香水や匂いの強いシャンプー、整髪料等の香料の成分の中には、蜂が興奮する成分があります。蜂が近くにいる場合は、色や匂いにも注意するようにしましょう。
 続いて自身で蜂の駆除を行う場合のポイントや注意点をお伝えしていきます。まず装備です。駆除の際には必ず防護服などを着用するようにしてください。少しでも隙間があると防護服内に蜂が侵入してくる危険があるため、必ず、密閉してください。駆除の時期ですが、蜂は4月から5月に単独で行動し、巣を作り始めます。この時期に駆除ができれば被害は最小限に抑えることができます。さらに蜂は日中に活発に活動します。ですので、日没を狙って駆除を開始すると蜂も油断して抵抗が少なくなる傾向があります。巣の処理についてですが、処理前には振動を与えないことがお約束です。少しでも振動を与える、蜂が危機を感じて警戒態勢に入ります。処理はスピーディーに確実に行いましょう。処理用の専用のスプレーは販売されていますので、説明書きを必ず読んで使用しましょう。また、25㎝以上の巣の駆除は大変危険を伴いますので、必ず専門の業者に依頼するようにしましょう。特にスズメバチは非常に危険ですので、注意しましょう。蜂の種類や大きさが不明な場合も、専門の業者に相談することも大切です。
 もし「蜂に刺された!」という場合、どのような症状が出るのかと応急処置のポイントにおついて説明していきます。刺された部分だけ症状が現れる『局所症状』と、全身が痒くなることや腫れ広がる『全身症状』があります。蜂に刺されるのが「蛇に噛まれるよりも危ない」と言われるのは、この全身症状のためです。蜂の種類や刺された箇所によって症状は大きく変わります。よくある症状としては激しい痛みで、刺された箇所がズキズキすることや赤く腫れ上がり、1週間以上続く場合もあります。人によっては気分不良や吐き気などが起こる場合もあります。重度の症状では口が渇き、しびれるような症状が起こり、腹痛や下痢・嘔吐が起こります。呼吸が苦しくなり、目が見えない、耳が聞こえない等の神経系の意識障害が起こる場合もあります。これ以上の症状では、痙攣が起こって倒れることや、意識がなくなります。これは命に関わる状態であるため、一刻も早い救急処置が必要になります。蜂の毒には『ヒスタミン』『セロトニン』『アセチルコリン』『ポリアミン』等、人の身体に痛みを引き起こす、様々な成分が含まれています。また、さらに怖いのは上記でも記載している『ハチ毒アレルギー』=『アナフィラキシーショック』です。1度蜂に刺されると、蜂毒に対する抗体が作られます。そして2度目に刺された時に、抗体がアレルギー反応を起こすのです。蜂の毒アレルギーが起こるかどうかは、人によって違います。
 刺された場合は毒の周りを遅らせることが大切です。応急処置として、まずさらなる被害を抑えるために、刺された場所から離れます。巣が近くにあるかもしれませんし、まだ仲間の蜂を呼ぶかもしれませんし、蜂の毒自体に仲間を呼ぶ効果もあります。重い症状がみられる場合は、命に関わるので一刻も早く病院へ行きましょう。病院に着くまでの応急処置として、仰向けに身体を横たえになり、足を高く上げ、頭を低くします。ただし、吐き気がある場合は横向きになりましょう。手や足に刺された場合は刺された部位より心臓に近い場所を縛ります。ただし、毒が留まると壊死するので、数分後に縛りを緩めます。可能であれば、冷やして、血液が毒を吸収するのを遅らせます。ミツバチの場合は針が残っているので、抜きます。ただし、毒が入った袋(毒嚢)を圧迫しないように、針の部分だけを持ってそっと引き抜きます。ピンセットや毛抜きがあれば使用してください。刺された患部を、水で洗い流します。傷口の周りをつまんで、血と一緒に毒を絞り出します。口で吸いだすと毒が口の中に入るので絶対に控えてください。
 最後になりますが、蜂は蜂同士で殺し合うほど「自分たちの巣を守る」という防衛本能がとても強い生き物です。敵に対しては特殊なフェロモンを撒き散らして仲間を呼び、大勢で攻撃してきます。年々数は減ってきていますがそれでも毎年、蜂に刺されて死亡する人もいます。もし、蜂に遭遇した場合や巣に近くにあった場合はむやみに近づかないで、静かに遠くへ離れましょう。また巣を作る場所も様々です。庭木、ベランダ、天井裏、床下、壁の隙間、段ボール箱、廃材、鳥の巣箱、犬小屋、排気用の煙突など気づかない場所にも生息しています。もし蜂の巣を駆除する場合は、専用のスプレーなどを使用すれば、素人でも不可能ではありません。ただし、大きな危険が伴います。「自分で駆除しようとしたけ、失敗して刺された!」という人も多く、防護網や防護服を着けずに、安易に自分で退治しようとして刺される人は多いです。アナフィラキシーショックは命にも関わるので、自分で駆除する場合は「これでも足りないのでは?」と思うように心がけて周到に準備してください。「蜂が近くにいて困っている」「安全に退治したい」「とにかく早く駆除したい」という場合はハチの駆除を専門としているプロに相談、依頼してみるのも一つの手段になります。ご自身とご家族の安心と安全のために、一度検討して見てはいかがでしょうか?

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